売れないサイト、部分的に作り直すかフルリニューアルするか
ネットショップがイマイチ売れない場合の改善方法
部分修正とフルリニューアルどちらがいいのか
これ、よく聞かれます。
状況次第ではあるので一概にこうとは言えないのですが、ここでの話は多少なりとも運営ができていて、月数万円以上は売上が出ている店舗を想定して話をします。売上ゼロのところは、まだ営業努力が足りないと思われますので、これ以前の話になるかと思います。厳しいようですが。
基本的には部分修正が良い
あまり売れないにしても、多少売れている実績があれば、どの商品が売れて、どれが売れない、という判断ができます。また、GoogleAnalyticsを仕込んでおいて、よく見られているページやページごとの滞在時間をしっかりと調査します。
アクセスはあるんだけど売れない
例えば、アクセスが月間2000くらいあるのに全く売れないという場合は、商品ページの写真や説明が貧相じゃないか見直してみましょう。小売り系のサイトで売れるサイトの評価目安は成約率(コンバージョン率)が1%~3%と言われます。2000アクセスがあったら、20~60名が買い物をする可能性があるということです。
これがゼロなのですから、「来たけど興味をそそられなかった。」「高かった。」「活気が感じられず今も生きているサイトなのかわからなかった」など、何らかの理由で買われていないのです。
アクセスはあるんだけど売れない、という方は、商品を魅力的に見せる表現がうまいデザイナーやライターに相談してみるのも一つの手かもしれません。
アクセスがない
月間アクセスが100~300というサイト。まず売れません。アクセス数の中にはロボットの巡回も含まれるのですが、このあたりのアクセス数の場合はよっぽど特殊な例を除いて考えれば、まず売れることはありません。アクセスを増やすために、商売を紹介してくれるようなリンクサイトに登録したり、SNSで登校を拡散したり、SEOと言われる方法を用いて、とにかく検索順位が上がる方法を考えましょう。
こういった場合は、グラフィックデザイナーでは問題を解決できないので、SEOやソーシャルの使い方に強い方に相談するのが良いでしょう。
フルリニューアルをするとデータ取り直し
フルリニューアルしたくなる気持ちはわかります。ですが、見た目が完全に変わってしまうということは、以前の何が悪かったのかはほとんど考慮せず、一気に新しく変わりますので、当たるか外れるか、誰にもわかりません。
ある意味ギャンブルみたいなものです。
もちろん当たることもあるので、見た目が変わったことで劇的に売上が上がるケースもあります。が、ほとんどの場合、大した変化を得られず、原因も調査していないので、その後何をしていいかわからなくなります。
プチリニューアルを繰り返して最適化
というのが修正コストも分散できますし、段階的に改善を行えるのでお勧めです。

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