レンタルサーバーの借り換え時の注意点
レンタルサーバー借り換え時の注意点
どこをチェックすべきか?
レンタルサーバーを借り換えたいと考えている方もおられるかもしれません。
一般的にレンタルサーバーを借り換えるときに、
- 前のサーバーよりスペックがいい
- また契約条件が良いところを選ぶ
スペックの良さとは
スペックの良さとは、通信速度、空き容量、データベースの数、などです。
今運用しているショップを開く速度が遅い、時々繋がらない、などは共有サーバー使用時によく怒るトラブルの一つです。今はページを開く速度はGoogleの検索順位評価に影響しますし、何よりユーザー離れにつながります。
現状のサーバーパフォーマンスで不満がある場合は、ぜひ一度スペックのアップグレードを検討しましょう。
契約条件の良さとは
古くからあるサーバー会社で時々あることですが、スペックや容量がどうみても他社より低いのに、月額が高い場合があります。サポートが充実しているかと思いきや、電話サポートはおろかメールサポートも見つからない会社もあります。「レンタルサーバー 比較」などで検索し、スペックや料金を一括して比較してみて、トータルで現状のサーバーよりも改善できそうな場合は検討するべきでしょう。
レンタルサーバーの種類
料金はサーバーの種類によっても異なります。
例えば、サーバーには共有、VPS、専用とあります。
共有サーバー
一つのサーバーを数十のユーザで一緒に分け合って使います。
料金は最も安いのですが、大勢で共有する分、速度のトラブルや回線ダウンのリスクをはらみます。月額50~60万円クラスのネットショップまであれば共有でも問題ないと思います。
VPS(仮想専用サーバー)
少人数でサーバーを共有します。仮想専用というのは、普通は完全に専用じゃないと出来ないようなサーバー設定を、仮想空間で実現する。という少々難しい説明が入るのですが、今回は、少人数で共有する。という程度で理解しておいてください。
専用サーバー
その名の通り、一つのサーバーを自分一人で使用します。使える容量も膨大ですし、通信回線も自分一人のためかなり高速を維持できます。さらに、自社に置くのではなくレンタルしているので、自社内にサーバー管理者を雇用する必要もなく、人件費と比較してみると、低コストと考えることができます。
サポート体制
トラブルが起きたときのサポートについても、前のサーバー業者より対応がいいところを探してください。
これは、サイト運営を絶え間なく行うために必要な要素です。
なぜならサポート対応が悪いとトラブルに対する処理が遅くなり、そのせいでサイト運営が滞ってしまう可能性があるからです。
迅速かつ的確なサポートができるところほど、トラブルの影響を受けずに円滑なサイト運営ができます。
サポートと同じぐらい重要なのが、セキュリティー管理です。
これは営業目的でサイトを運営する場合は特に重要なファクターになりますが、セキュリティー管理が甘いサーバーを使ってしまうと、重要な顧客情報が漏洩してしまうかもしれません。
情報漏洩はサイト運営者の信用を失墜させてしまうので、これを避けるためにも、セキュリティー管理の厳しいレンタルサーバーを選んでおく必要があります。
サーバーの借り換えを行うときは、こうしたポイントに注意しながら行ってください。

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